19巻+15巻+17巻の計51巻の長編小説

北方謙三さんの『水滸伝』(司馬遼太郎賞受賞)19巻を読み終えた。
  ほぼ一日に一冊のペースというのは私にはハイペース。
 最終巻はハラハラドキドキで、途中で結末を読んでしまおうかと思いながらも、もったいなくてじっくり読んだ。 
 その内容は読んで頂くとして、梁山泊に集った主人公108人のうち、一体何人亡くなったのだろう・・・ と登場人物欄をみると、丁寧にも死者一覧表があり、54人とあった。
 
 人間も年齢が高じると死というものが否が応でも身近なものになる。
 そういう点で、この物語は私には、タイムリーだったようだ。死はもういつ訪れても不思議ではない歳