これまでは他人の豪邸を見ると、ちまちました自分のウサギ小屋を思い出しため息をついたものだが、最近は精神的に成長した。呆然とした目で見る度量がでてきたのだ。その原因を突き止めていないが、多分、自分に絶望したか、太っ腹になったからだろう。
「旧軽井沢駅舎」が「しなの鉄道軽井沢駅」に保存してあった。
吉川英治の「三国志」風に描写すれば「秀雅にして高からぬ屋根」。建物の年月をえた枯れ具合をこのように表現してもいいかも。
旧軽銀座にある「土屋写真店」(明治39年 1906年創業)。一世紀以上存在している写真店だ。
旧軽銀座を上ってゆくと「つるや旅館」。明治時