子の自殺

大江健三郎著「人生の親戚」。

まり恵さんの映画のタイトルを、
大江さんは、人生の親戚と訳した。
原語はスペイン語。
映画の舞台はメキシコ。
アズテックのピラミッドがある山のふもとの小さな村。

タイトルの意味は、
「血のつながった仲ではないが、
生きていく上で苦難をともにするうちに、
まさに親戚のようになった
真の友・仲間として、
インディオや混血の女たちが自分を受け入れてくれたと、
まり恵さんが心貧しく誇ったのだったかと、僕は解釈したのだ。」
(上記は本から抜粋したもの)

この本は、
子どもを自殺で失った母親の物語。
どのように苦難を乗り越えたのか