このごろ政府の発表する施策に、危なげなものをチラホラ感じ、ほんとうに大丈夫なのか?と目を見開いている。
脱燃焼エンジン車を目指す、と世界の先進国が宣言しているけれど、日本もそれに倣うらしい。
もともと「地球にやさしい」という言い方が不遜で気に入らないが、まあそれを置いておくとしても、電気自動車がCO2を排出しないなんて、とんでもないヤマカシだと思う。
バッテリに充電する電気のことを議論から抜かしているし、バッテリ自体はどのようにして作るのか、その話も抜けている。
まさかバッテリは、天与のものとして空から降ってくるわけじゃあるまい。
電池材料を精錬
連載:日常2