連載:父の絵日記

 恋に生きた頃を偲んで


娘ちゃんの絵日記

ペギー葉山さんの「学生時代」を
蒼秋的に「恋に生きた頃を偲んで」 に特化して
アレンジしてみました。
文字数の都合があるので 一部割愛して掲載!


夢が溢れたあの頃  お伽の国のようで
バラ色に輝いていて 世界は二人のものだった
愛しい日々の姿は 今も瞼に浮かぶ
二人じゃれ合いながら 歩いたポプラ並木道
梢を抜ける風のささやき 萌えいずる新緑の匂い
木漏れ日のなか寄り添った 恋人との日々よ

朝焼けに輝く アルプスの峰々を見つめて
白い息を吐きながら 肩よせ眺めていた
この美しい世界を 心に刻み
いつまでも変わらずにと願った幸