旧栃木市中央の繁華街から
少し路地裏に入ったところで、
[しもつかれ]と書かれた
のぼりがユラリユラリ、
冷たい風に揺らいでいた。
それを横目に通りすぎたが、
自転車から降りて、
[しもつかれ]の、
のぼりに横付け停めた。
私の幼い頃は
[すみつかれ]と言ってた。
昔からのその八百屋さん、
スーパーとは違い、
この店手作りのお惣菜、
昆布巻き、煮大根等々
よだれが出そうになるほど
あまた並べられて、
食欲をそそる。
が、しかし今日は
“しもつかれ”購入が目的、
栃木の郷土料理の
『すみつかれ』イヤ
[しもつかれ]
栃木では本来、
節分の豆まき