『日々の俳句』寒卵

✫ 寒卵すゝりてコロナ寄せ付けず    らんね

✫ 一病の息災あるや寒卵




一月から二月にかけて、一年で最も寒い季節がやって来ました。
この寒中に生んだ卵は寒卵と呼ばれ、昔から珍重されてきました。完全栄養食品といわれる卵ですが、寒卵は特に滋養豊かだとされているからです。
厳しい気候下のものがより優れているとは、昨日の「寒の水」と同様です。
寒卵を生で食べると、たくさん元気が湧いてきそうですね。

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