真夜中の病院

コロナの前の事です。
娘がある日高熱を出して市民病院に入院しました。

処置が早かったからか、抗生剤の点滴をしたら3日目には平熱に。
でも、病院は1週間は様子見で退院は出来ません。
その時の体験です。

病棟は4階でした。
幸い病室は余っていて、2人部屋で片方が空いていたので私は娘の横のベッドを使わせて貰いました。
点滴は午後の11時に最後になります。
消灯は9時で非常灯だけに。

私はまだ寝られないから、ベッドの小さいランプを点けて本を読んでいました。
でも、いつの間にか寝ていました。

ふと、廊下に何かの気配を感じで目を覚ましました。
気配は気配です