連載:妄想爺やの喜怒哀楽2

近所のもったいない人

妄想爺やの喜怒哀楽40

普段から、あまり顔を合わす機会が少ない人とは、年が明けて、月半ばにして、たまたま初めて顔を合わせ、遅ればせながらの年始の挨拶をすることになる

先日、2ヶ月ぶりくらいに、街なかの商店街で出くわした人がいる

僕がメンバーでもある町内会の前会長の男性のAさんだ

たしか、齢は80代のダンディな爺さまだ

地元で人気の小料理屋の元店主だ

そもそも、僕が町内会のメンバーとなったのは、彼からの誘いがあったからだ

まだまだ、会長を続けることができる、元気溌剌さに溢れている

町内会の会長辞任後は、小料理屋も息子の代となり、まさに、悠々