妄想爺やの喜怒哀楽41
最近の小学校の児童らは、学校でおしくらまんじゅうなどをするのだろか
もちろん、3蜜厳禁のコロナ禍の世になる前のことである
僕は小学生の頃、冬になると、校庭で数人の同級生らと、背中合わせに円陣を組み、わっしょい、わっしょい、おしくらまんじゅうをしていた
また、教室では、煙突が天井まで伸びた大きな石炭ストーブを、金網越しに、皆で、手を向けて囲んで暖をとったものだ
まさに冬には、人と輪になり、囲むということが、日常にあった
人とのつながりというものを、身体で感じ、学ぶ場であったと思う
ハイテクアンドハイタッチなる言葉がある
連載:妄想爺やの喜怒哀楽2