不倫も可・・・真善美の概念は否定されてます

大昔、プラトンという哲学者が
「イデア論」を唱えました。
哲学は、人間や世界の真理の探究を
目的にしていたのでそれらの
理想の在り方を捉えようとする
「イデア論」は、哲学や宗教の
基本となりました。

時は流れ、第二次世界大戦が終わったころ、
人間の存在の限りない軽さに気づいた人々は、
サルトルの唱えた「実存主義」に共感し、
世界にこのムーブメントが広がりました。

実存主義は現実存在を中心に置く概念。

男は女を愛し、女は男を求め、
やがて結婚すべきで
永遠の愛を誓うべきである。
人は築かれた価値観を大切にしなければならない
という「イデア」に対して、