漢字の成り立ちを考えると、奥深いものがある。
直木賞に輝く、「西條奈加」さんの本を乱読中。
その中に、「まるまるの毬」という小説がある。
この「毬」
「いが」と、かながふってある。
「まり」では?
調べると、たしかに、「毬栗」と書いて、「いがぐり」。
また、「松毬」と書いて、「まつかさ」。
もちろん、「毬藻」と書いて、「まりも」。
考えると、不思議な漢字。いや、感じ。
「毬」って、”まるい”のか”とげとげ”なのか、どっち?
西條奈加さんの小説の中では、その両面を内包していることを示唆させてくれた。
まるまるの毬(いが)。
まだ読んでいない、