連載:文学館読書会

『文学館読書会』(2021年2月7日)「『日日平安』(山本周五郎著)」

 読書会「日日平安」(山本周五郎著)を読んでの感想を語り合いました。
 参加者、(鬼丸、塩沢、今村、渡辺、植松)5名。
塩沢ー前回できなかった、辻村深月著「ふちなしのかがみ」は、若い人には面白いかもしれないが、山本周五郎の小説とを同時に、読んでみると、山本周五郎の作品を読んでの感動は身に沁みるが、辻村深月の作品は、ホラー、ミステリーが入っていて感動が薄い。日日平安は「にちにちへいあん」と読む。「ひびへいあん」ではなくて。

今村ーやはり、山本周五郎は読み応えがある。

渡辺ー山本周五郎は、普通の何でもない暮らしを感動的に的確に描くのが素晴らしい。

植松