「読書会」の日記一覧

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「森鴎外著『雁』」の『読書会』(県立文学館読書会5月9日、参加者5名)

 5月9日の読書会は、常連の5名(鬼丸、塩沢、今村、渡辺、植松)で行いました。  森鴎外著『雁』   塩沢 何とか読了した。よく、「雁」という題名の意味が分からなかったが、最後の方で雁が出て来た。     渡辺 鴎外は、陸軍の軍医総監で、日露戦争で陸軍の将兵が脚気になったのを治せなかった。医者でなく、作家として名を残した。「雁」は、社会風俗をリアルに描き傑作だと思う。   今村 妾のお玉と学生…

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『文学館読書会』(2021年2月7日)「『日日平安』(山本周五郎著)」

 読書会「日日平安」(山本周五郎著)を読んでの感想を語り合いました。  参加者、(鬼丸、塩沢、今村、渡辺、植松)5名。 塩沢ー前回できなかった、辻村深月著「ふちなしのかがみ」は、若い人には面白いかもしれないが、山本周五郎の小説とを同時に、読んでみると、山本周五郎の作品を読んでの感動は身に沁みるが、辻村深月の作品は、ホラー、ミステリーが入っていて感動が薄い。日日平安は「にちにちへいあん」と読む。「…

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肉球

月曜日 朝散歩の道にうっすらと雪。 溶けては積もり、を繰り返す寒波の冬。 用がない限り、体力のある限り、続けている朝散歩。4キロを1時間かけて歩く。 道には先行者の足跡。 くっきりと紅葉のように残る肉球に、犬は裸足で大変だなぁと。 体力のある限り続けたいって? 私と一緒じゃん。 いや、私が犬に似ているのか。 コロナ禍は止まるところを知らず、ついに岐阜にも緊急事態宣言。 きっと収束の日が来ると…

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読書会『瀬戸内寂聴著「女徳」を読んで』(2020・12・6)

読書会(2020・12・6)(山梨県立文学館にて) 『女徳』(瀬戸内寂聴著)を読んでの読書会 参加者4名、(鬼丸、塩沢、今村、渡辺、植松) 渡辺さん  長い小説で読了できなかった。文章に良い所があった。読了できなかったのは、長かったことと、最後まで読もうと思う気持ちが続かなかったため。しかし、主人公の女性の生きざまは、すごいと思った。 植松  とにかく、主人公の女性の生きざまの命懸けの人生の生…

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『読書会』(県立文学館読書会11月8日、参加者4名)は楽しい

山梨県立文学館読書会 11月8日午前10~11:20 参加者4名 ヘミングウェイ著『老人と海』 塩沢さん  ヘミングウェイも川端康成も、ノーベル文学賞を受賞する。また、同じように、自殺で亡くなる。  作家は、自殺する人が多い。  「老人と海」は新しい翻訳者の本で読んだ。 今村さん  「老人と海」を、翻訳者は、ヨーロッパ文学と比べ、アメリカ文学は、あまり惹かれないと言っていると話す。読んで、冒険…

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35、「雁」(森鴎外著)は明治の大学生の恋を描く

「雁」森鴎外著 新潮文庫 昭和23年12月5日発行 ー明治13年の出来事だ。  岡田と云う学生。僕より1学年若い。美男だ。 川上眉山が一寸岡田に似ていた。競漕の選手になっていた岡田は、川上なんぞに優っていた。 あれは信頼すべき男だと云う感じが強くなる。 「好く古本屋で出くわすじゃないか」と云うような事を、どっちからか言い出したのが、親し気に物を言った始である。 金瓶梅を見てけて。 無縁坂の南側は…

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1日1首(令和2年2月6日~2月10日)

令和2年2月6日 72シルバー就労相談す70代は掃除しかない     2月7日 さくらももこ「おんぶにだっこ」しっかりと2歳半のこと憶えていると     2月8日 青空に冬の富士山くっきりと剣が峰まではっきり見えし     2月9日 笛吹市シルバー人材センターの説明会でボランテイアだと     2月10日 副社長入浴草取りするだけで勤めなさいと言ってくれたり 読書会思い思いに言い合って…

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読書会「おごそかな渇き」(山本周五郎著)(2月9日)

読書会、参加者、僕、飯田さん、渡辺さん、小林さん、今村さん、山田さん、鬼丸先生。(8名) ー今回は、僕は、文学館協力員売店勤務があり、最初の30分と後半の20分ぐらいしか参加できなかった。 その間の1時間は、売店勤務をしていた。  だけど、残りの7名は、僕が、いない間も、話をし合っていた。僕が、終わっているだろうと思って、行った時、まだ、話が弾んでいた。  飯田さんが、学校では、文学教育などより…

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本が好き

読書会は、本が好きな人が集まるところ。 さて、本が好きな人とは どういう人だろう。 中には、知識の豊富さを自慢したい人もいるかもしれない。 基本は、人間に関心がある人だろう。 人がすることに興味を感じる。 そして、人がつくる社会や事件にも興味がある。 作家は、自分で話題を提供するのだから、 普通の人以上に人に関心がある。 オタクですね。 そういう人オタクが集まるのが、 読書会。 しかし、…

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読書会

昨日は久しぶりの読書会。 40年ぶりか。 それで、読書会のあり方を考えてみた。 司会者の役割が重要だ。 参加者全員の個性を把握しておく必要。 自己紹は絶対必要。 同じ顔触れでも、近況報告くらいは。 意見の食い違いがあるときが、司会者の出番。 論争を建設的にするには、 論点になっている言葉や概念の定義を明確にして、 共通の基盤をつくらないと、前に進めない。 さらに、問題点を絞り平明にする。 …

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日本の老化

昨日、午前中、中央図書館の読書会を見学。 4年前から、参加したいと思い、 欠員がないとかでダメだった。 今回は見学だけ。 難聴なので、発言が聞き取れるかどうか不安。 やはり、半分しか分からない。 参加は無理なようだ。 読書会は、若い頃からの馴染み。 当地にマツノ読書会というのがあった。 月2回で、いつも15名近い参加者。 若者たちばかり。 活気があった。 それに比べて、 今日行ったのは、老人…

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山梨県立文学館読書会(1月12日)「車輪の下」

 ずっと続いている、月に1度の山梨県立文学館の読書会を紹介します。  毎月1回、日曜日の午前10時~12時に行っています。  今回は、ヘルマン・ヘッセの「車輪の下」を読んでの、それぞれの出席者が思ったことを語る、いつもの仕方で行われました。  出席者1、鬼丸2、塩沢3、今村4、小林(昌)5、渡辺6、山田(百)、7、植松8、名前未知  以上の8名でした。  まず、「車輪の下」、は名前だけは知って…

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令和元年11月10日は、読書会、講演会、同級会で楽しい1日だった

午前10時~11時半、は読書会でした。 参加者は8名で、 ツルゲーネフ作神西清訳「はつ恋」を読んだ感想をお互いに言い合いました。  僕は、「はつ恋」が、一瞬の思いだけを描くのでなく、初恋の相手が亡くなるまでの、長い人生の中での初恋の顛末を描き尽くしているところに感動したと、言いました。  ある参加者は、お互いに初恋のことを打ち明け合うところまでは興味を感じたが、それを主人公が打ち明けだすと、急…