『日々の俳句』霾ぐもり

✫ 韃靼の笛乗り来る霾ぐもり     闌音
*だったんの ふえのりきたる よなぐもり



韃靼とは
モンゴル系部族の一。8世紀ころから東モンゴリアに現れ、のちモンゴル帝国に併合された。宋ではモンゴルを黒韃靼、トルコ系部族オングートを白韃靼と称し、明では滅亡後北方に逃れた元の遺民を韃靼と称した。タタール。

霾ぐもり(霾天・ばいてん 霾・つちふる 黄砂)
春先、大陸から偏西風に乗り日本に飛来し靄がかかった
ようになり洗濯物や車を汚し悩ませる。

You Tube「ダッタン人の踊り」を貼付しました。

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