まさに二番煎じの話題が無い時に、嘘をつき他人を揶揄する者がいる
嘘つきは泥棒の始まりと、子供の頃によく言われたものだ
二人で小指を絡ませて、「指切りげんまん嘘ついたら針、飲ます」と声を合わせて言いながら、二人の手を上下に振り、言い終えれば、絡ませた指を解くというあの約束をするシーンを想い出す
子供の頃に、よく嘘をついた
6時間目の授業が終わると、急ぎ足で教室を出て、駆け足で下校して、家に着くやいなやランドセルを部屋に放り投げて、机の上においてある野球のグローブを矢継ぎ早に手に取り、家を出て近くの公園まで走るのが毎日のように続いた
同級生らと公園
連載:妄想爺やの喜怒哀楽2