MMT(現代貨幣理論)の元祖は、昭和16年の大政翼賛会だった

中下層の人間を虜にし、今や信者の間では、狂信的なレベルにまで行っていると言えるMMTである。Youtubeでは彼らによって、池上彰氏や竹中平蔵氏がバッシングを受けている。MMTの理論は、自国通貨の発行権を持っている国は、いくら財政赤字を重ねても、自ら紙幣を刷り、返済できるので、国が破綻することはないと言う物だ。MMTは米国で、その論者であるステファニー・ケルトン教授が、サンダース上院議員の顧問になったことから注目を集めている。しかし米国では、財政支出の増加は、あくまで2から4%のインフレになるまでの話である。そしてそれ以上物価が上がらないような政策もセッ