コロナがもたらした残酷な株式市場、

コロナ不況を克服するための不況対策、それが過剰なマネーを市場に供給し、それが30年ぶりの株価の高値に結びついている。コロナ不況下の人の不幸のそばに、活況がある。

趣味人倶楽部の鉄骨屋さんが言っていたが、人の不幸のおかげで食べていけると言う。津波、原発事故で、仕事が増え、日雇いでも食べていけると言う。そしてその日雇いの何倍、何十倍も儲けているのが、国との間に入る手配師だ。例えば、10万円でできる仕事が、100万円で受注である。

こうして、株式市場の活況によってもたらされた資産の増加によって、それが消費市場に回る。いわゆる資産効果である。その資産効果によ