麒麟がくるⅩ「岡崎白川の流れ」7日9:33分

神宮道の少し西で琵琶湖疎水から白川が再び分流し、白川の流れに戻り、鴨川に注ぐ
“白川はやさしい川、比叡のかすみの向うから
京帯をなげおろし、白川女のくりだすように
恋にすすり咽く草の根わけ谷川石を縫ってくる
南禅寺インクライン船溜で山を割って流れくるびわ湖疎水と合流し、丹塗りの橋と鳥居
たゆとう川面に濡れながら白川砂を汲み上げる浚渫船の脇から壱別離苦の分水界、ああ白川は妙なる川”
(仁王門に架かる白川の橋の傍・分水界碑より)
若き日、仁王門近くのシンフォニー喫茶に入り、神宮道を歩いた青春の日々が甦る。

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