いわゆる飲食街を歩くと、美味しそうな匂いの煙が立ちこめるのが目に見えたり、匂ったりすることがよくある
肉を焼く煙、鰻を焼く煙、秋刀魚を焼く煙、焼き鳥を焼く煙、お好み焼きを焼く煙が、四季折々に主役の勢力争いをしているのだ
まさに、店が連なる道にある色々な店が、通る人らを誘うかの狼煙の競演でもある
ひときわ、煙がもうもうと鼻を襲う焼肉店に、足を奪われることはしばしばあったりもする
コロナ禍に、マスクを着用してはいるのだが、美味しそうな匂いは感染するかのように鼻を刺激してくるのだ
すると、右脳から食欲の刺激が起こり、懐勘定という左脳も作動して、店をや
連載:妄想爺やの春夏秋冬