リアルな性描写が苦手な方には、お勧めできないぐらい、その手のシーンが多い大人の恋愛小説です。
主人公の奈津は、ちょっと性欲の強い既婚女性。
売れっ子のドラマ脚本家であり、その才能を最大限に活かすために、夫は専業主夫を買って出ています。
都心から若干離れた埼玉の町で、家庭菜園で野菜を作りながら家事全てをこなす夫。
主人公の奈津は、そのことにはもちろん感謝しているのですが…。
専業主夫といっても、夫は彼女のマネージャーであり仕事の窓口でもあります。
テレビ局や出版社の担当に対して交渉する憎まれ役でもあり、彼女はそれに関しても煩わされることはあり