1933年のオーストリア映画です(モノクロ)。
フランツ・シューベルトの交響曲「未完成」をテーマにしているということで、冒頭から、シューベルトの愛すべく、甘美なメロディー「セレナーデ」が流れてきます。
少女のころから、このメロディーが好きで、よく口ずさみました。
映画の原題はこの「セレナーデ」の最初の方の歌詞からとられたもので、
「秘めやかに流れるわが調べ」なんだそうです。
フィクションですが、「未完成交響曲」を有名にした映画だとのこと。
ウイーンの街の娘たちが、シューベルトの唄を口ずさんでいるので、質屋の娘は、シューベルトはお金持ちだろう、