ナンバ

ナンバ歩き、ナンバ走りという日本人古来の歩き方があります。
普通は幼稚園などで歩き方を指導(矯正)されるので、ほとんどの日本人がしない歩き方です。歩くときに右足と右腕、左足と左腕を一緒に出す歩き方と思っていましたが、正しくは腕を前後に振らないで歩く形で、見た目は普通にズボンのポケットに両手を突っ込んでいるのとほぼ同じようですが、そう単純なことでもなさそうです。ただ慣れると疲れずに長距離を歩けるようです。

「奥の細道」で松尾芭蕉は45才で2400キロを5ヶ月で歩いていますのでかなりの健脚と言われています。彼がどんな歩き方をしていたのか見てみたいものです。