福島の原発に関する”風評被害”

(日本経済新聞「がん社会を診る」・・東大特任教授・中川恵一「トリチウム、体の中にも」’21年 4/28 夕刊より)

東京電力・福島原子力発電所内の大量のタンクに、大切に保管されてる”トリチウム”汚染水が(希釈処理のうえ)、海に放出されることになった。このトリチウムは(宇宙線によっても発生するので)、元々自然界にも存在している「放射性同位元素」の一種であるが・・

この(トリチウム以外の)「放射性同位元素」の中には、がんの治療に使われているものがある事は案外知られている、例えば
① コバルト60
原子炉内で人工的に作られ、強いガンマ線を放出。かつては放射