時代を感じる小説 井上靖「憂愁平野」

若い頃、(20代)とても人気があった本です。先に「氷壁」を読んでこの作家の本を次々読んでいました。

「氷壁」は登山のザイル事故をテーマにしたとても良い本だったと思いますが、「憂愁平野」は恋愛小説と言う他は覚えていないので図書館で探してみました。あったのですが何と広辞苑より分厚い全集になっていてとても持ち帰れないので丸善へ、古すぎてなかった。結局netで古本を買いました。普通の文庫本の倍以上の厚さがありました。(約p700)

買ってしまったら安心して連休は新しい本を読みたいと思ってるうちに緊急事態宣言で図書館も本屋も閉まってしまって「憂愁平野」を読むこ