連載:紙上句会

第九十二回双樹神戸句会 私の入選句

本日、私の所属しております双樹神戸句会5月例会(兼題:薄暑・雑詠)のWORDの作品集が送られてきました。開いてみてびっくり。私の句が1位で、参加10名で私以外の方全員がとっていただいておりました(特選5名、平選4名)。こんなことは、句会始まって以来の出来事とのことでした。今回も私の入選句だけを掲載させていただきます。

1位 画鋲痕残こる空き部屋薄暑光
【評】最愛の子供さんを送り出されたあとの部屋を見る切なさは格別なものがあると思ひます。その心情を画鋲痕と薄暑光で見事に表現された手法に敬服いたします。

8位 薄暑かな自粛の欠伸嚙み殺す
【評】自粛の欠伸