炉仕舞い前の名残の茶席。 お気に入りの道具で妻と楽しむ。

このところの暑さで茶席の機会を失っていたが今日は少し涼しい朝だった。
そこで、思い立ったように名残の炉仕舞いをすることにした。

10時過ぎから炭を熾し始めた。香炉用に炭団も熾した。クヌギの菊炭は火の付きは良いが、釜の湯が沸くまでは2時間ほどを要した。

私は、好きな休和萩と無庵の皮鯨で、妻は好きな
卯一の鉄文青磁と無庵の皮鯨で、夫々2服いただいた。

金輪の抹茶は、寒薙の鉄分を含む湯に大変よく合ってとてもおいしく喫んだ。
かつて、茶碗に銘を付けてもらうべく鵬雲斎宗匠を訪ね、その茶碗を受取リに今日庵に行ったとき、当時の松尾執事から、精々お茶を喫んで