心淋し川 ウラサビシガワ


   ~~~ 読書感想 ~~~

心淋し川 ウラサビシガワ  西條奈加  評価 ☆☆☆☆

直木賞を取った作品だから・・読んでみました
と言うわけでもないのですが、、
何と表題に惹かれませんか?
綺麗でしょう! 心淋し川なんて!


江戸の片隅、小さなどぶ川沿いに立ち並ぶ古い長屋。
住民たちは人生という川のどん詰まりでもがいていた。
懸命に生を紡ぐ人々の切なる願いが
胸にしみる連作時代小説>


「誰の心にも淀みはある。でも、
それが人ってもんでね」
江戸、千駄木町の一角は心町(うらまち)と呼ばれ、
そこには「心淋し川(うらさびしがわ)」と
呼ばれ