助けあう優しい縄文人

北海道、東北の過酷な自然のなか、縄文時代から広く縄文人の集落が点在してただけでも、人間ってすごいなって感じます。このエリアが、ユネスコの世界文化遺産に登録される方向らしい。
そのなかで、人は、一人では生きられず、助けあう社会を作って進化してきたようです。今日の朝刊のコラム「筆洗」から:

 「入江9号」は、北海道の入江貝塚で五十年あまり前に発掘された縄文時代の若い女性の骨である。手足が細いことから、幼少期の病気で寝たきりであったと考えられた▼介護を受けて生きたとも思われる。医学者の鈴木隆雄さんは、手厚い保護や介助が必要な人を縄文時代の社会が受け入れていた