連載:宗教3

宗教のもっとも核心的なところ (自分向けのメモ)

表題のことがらについて、お気に入りさんが熱心に日記に記されていて、いつも刺激をもらっている。おかげで言語化されていない自分の思いや考えていることが整理され、ありがたいと思う。

宗教の核心的な部分とは何かということだが、ボクの考えでは、それは通常の認識というものからは外れていて、哲学でいう認識対象にはならないものと捉えている。

出発点はいつも不幸の地点からである。そうでなければ宗教の門を叩くという行為は起きない。いま現在、おのれが不幸で苦しみの中にいるという状況から出発する。

二祖慧可が達磨大師に教えを請い、夜通し雪の中に立ち尽くしていたのも、おのれ