連載:紙上句会

大阪南句会5月例会上位句

私の所属する大阪南句会5月例会の作品集が届きました。
兼題「豆の飯・青嵐・当季雑詠」で、11名参加、55句で得点を競いました。
上位入選句を掲載させていただきます。私は残念ながら、5位までに入りませんでした。

1位 父母の遠くに在りて豆の飯 (O.H)
【評】遠くに在りての遠くはあの世と思われる。豆ご飯を炊くといつも父母と一緒に暮らした頃を思い出す。本当に幸せだった。

1位 夏初め付き添いという待ち時間 (M.S)
【評】爽やかな初夏、しかし付き添ってお世話をする立場にあれば、やりきれないような、それでいて、心配なようななんとも言いようのない時間なの