連載:妄想爺やの春夏秋冬2

読むよりも聴くほうがいい古典落語

家で好きな本を読むのも、いい過ごし方だ

先日、いくつかの古典落語を編集した本を買った

落語は、たまにテレビで観るくらいだ

昨今、テレビの番組や画面には漫才が映ることのほうが、圧倒的に多い

だが、そのたまに観る落語が面白かったりする

一度、古典落語を知りたいと思い、関連の本を買ったのだ

しかし、読んでみて意外に感じたことがある

活字を読む古典落語は、あまり面白さを感じないのだ

だらしない文章の小説のように思えた

テレビで観て面白いと思った題目の落語ですら、面白さに欠けてる

つまり、話しの筋だけではない、落語家の語りの面白さなのだと感じた