第2125話 合歓の花(ねむのはな)

今日は6月定例句会でした。兼題は合歓の花です。

【合歓の花】傍題(ねぶの花・花合歓) 季節:夏

 合歓はマメ科の落葉高木で六~七月の夕方近く、枝先に十~二十個の頭状花序を開く。雄しべの花糸が淡紅色で長く、紅刷毛のようで美しい。葉は互生し二回羽状複葉で、非常に多数の小葉からなる。夜間小葉が閉じて眠るので、この名がある。(合本俳句歳時記より)

〇兼題:合歓の花 入選句

・隠居家の庭に彩添ゆねぶの花
・艶やかさ淋しさとなりねむの花
・合歓の花地震で落ちた免の石
・句帳閉じまた開けて閉じ合歓の花
・鉄道の錆びたレールや合歓の花
・濡れ縁にぼんやりと見る合