このところ暫く、wakohは『わが道』を振り返りつつ、書き進めてきた。漸く2008年、帝京大学を76歳にして定年退職したところまできた。そして、2009年6月、思いがけぬがんの発覚、それも進行癌、その大手術、それからの回復のことを最新の日記1556で見てきた。
ということは、このところ現在いかに生きているかを書くことはせずにいるということでもある。たまに現在に立ち返ってはいるものの。昨年初頭以来、延々として続いているコロナ禍は何時終息するとも見えない。
だが、wakoh夫婦に限って言えば、新型コロナ・ウイルスに対するワクチン接種は、現在の住まいのあ
連載:展覧会など