連載:妄想爺やの春夏秋冬3

富士山に夕焼けを見る温泉

富士山にかかる雲や、夕日は、安直だが俳句に詠みたい

舌鼓をうつ温泉旅館の料理もいいものだ

昨今流行りのインスタで映えるフォトを撮るのと、俳句を詠むのは似ている

その映える風景やものを写真にするか、言葉を紡いで俳句にするかの違いはあるが、目指すものは同じように感じる

江戸時代にはカメラなどないので、富士山の絶景や全国津々浦々にある名所は浮世絵や俳句に知ることができる

そう、俳句は江戸時代に始まる、現在、見ることのできぬ風景、風物の残されたインスタだ

まさに、俳句は言葉のインスタ映えしたフォトに違いない

まあ、夏の楽しみのひとつは旅ですね