禁断の遊び、こっくりさん

母の子供の頃の話しです。
母は岡山県の郡部の生まれです。
当時「こっくりさん」という遊びが流行っていたそうです。

家には離れがあって、数人の友達が来ていてこの遊びをしてみようといことになったそう。

8畳の和室の真ん中に二人が向かい合って座り、割り箸を各が1本づつ持ち、その先端を突き合わせ「こっくりさん、こっくりさん」と呪文のように唱えるとどこからかこっくりさんが降臨してくる。そのこっくりさんに願い事をするのだそうです。

その時は何も変わったことは起きず、入れ替わり皆で遊んだそう。
皆が帰り、母はこの部屋に一人になりテーブルの上のお菓子などを片付け