連載:闘病と山散策

闘病と山散策その14

コロナ渦のなか、梅雨も明け、連日真夏日を迎える昨今。
散歩一つにしても100メートルも進めば息切れしてしまう状態で、
さらに暑さが加わると息切れは勢いを増すばかり。
それでも自然に身を置きたい思いは強く、木々の緑、渓流沿いの微風や草花に接すると安らぎと活力が湧いてくる。
今の自分には最高のご褒美だが、その環境は標高を上げないと真夏には出会えない。
しかし気温の低い午前中ならば、低山でも、あまり歩かずに安らげる場所がある。と考え出掛けてきた。
さすがにこの時期、花は少なく、念願のイワタバコ、赤く色ずくコウゾの実、ヤブカンゾウに出会えた。
滞在は1時間あまり