最近、はまっている東野圭吾さんの本を図書館で借りて読みました。
ジャンル的には殺人事件に絡むミステリー小説なんですが、単なるミステリー小説とは言えない重い内容の読み応えのある一冊でした。
もし、今、自分が送ってきた人生がそんなに悪いものではなかったと思っているなら、それは、本当にたまたま運がいいだけであり、いつでも、人間は不幸と隣り合わせにいるのだと思わされました。
ちょっとネタバレになってしまうのですが、幼い子供を事件で亡くしてしまった親の気持ちの表現の仕方など、読んでいて心が痛くなるほどでした。
カテゴリ:エンタメ・ホビー