大鶏雌雄図 伊藤若冲

鶏の体が最も入念に描かれた1幅。

この絵の特徴は、背景を極端に単純化したことである。
地面は1本の線のほかは何も描かれておらず、色で塗りつぶしてあるだけ。
そのバックにオスが極彩色で描かれ、メスは黒つぼく描かれている。
オスとメスはお互いに視線を交わしいるように見える。
そのため、絵に一定の動きが生じている。1759年の作品

室内ではスタルクの椅子に置いて展示しています。

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