連載:ときときに

如意輪観音

 
   如意輪菩薩ともいわれ,如意宝珠と法輪の力によって,生きとし生けるものを救済するという菩薩。


 片膝を立て、そこに肘をかけて指先を頬に当てている思惟(しゅい)の姿
  足裏は両方を合わせており、輪王座と呼ばれる姿勢が如意輪観音の特徴
  どうすれば人々を救えるのかと悩んでいる姿だとされている
  ほとんどが6本の手の六臂像(“臂”とは、ひじのこと)で造られており、
  手には如意宝珠と法輪(輪宝)を持っている


  談山神社の談峯如意輪観音坐像(だんぽうにょいりんかんのんざぞう)
  毎年6~7月にはお厨子の扉が開かれ一般に公開される