さんが書いた連載ときときにの日記一覧

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子供に縁うすい女性 「文車日記」田辺聖子著

「枕草子」の作者 清少納言は子ども縁の薄い女性ではなかったかと思っている  なぜなら、彼女のエッセイ集「枕草子」のなかにある、子供の描写が素晴らしく光り輝いているから!  名高いくだり (うつくしきもの、愛らしいもの)の幼い子供のかわいらしさを捉えて 「二つ三つばかりなるちごの、這いくる道にいと小さき塵のありけるを、目ざとにみつけて、いとをかしげなる指(および)にとらへて、大人などにみせた…

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 老いのつぶやき

    お馴染みのことば?  「はじめちょろちょろ、中ぱっぱ、赤子泣くともふた取るな」   (地方により表現はそれぞれ違う?)  釜でご飯を炊くときの昔からの言い伝えですね  最近は土鍋でご飯を炊く拘り派を除いては  ほとんどの方が炊飯器派だろうとおもう  スイッチをONにすれば炊き上がるまでほっておけばいい!  途中でふたを開けて炊き上がり具合を見る人はまずない?  最近は専用の鍋を…

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京都御所から北野天満宮まで

  空を見上げて 今日しかない!  花冷えの朝思い切って出かける  本満寺の枝垂れも満開を少し過ぎて  風に花びらが華やかに舞う  相国寺の境内を抜けてまっすぐ北野天満宮を目指す  道を尋ねた交番よりかなり北にでたかな?  交番前を出発点にしたかったが  まぁ いいかとそのまま裏通りを辿る  狭い路地を大きな車がすり抜けて怖いくらい    南北に走る広い通りに出るたびに今出川通り近づく…

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わたし 今 どこにいます?

 ママ も少ししたら迷子札を確認されるかもよ  そう娘に言われたのはいつだったろう?  北野天満宮から御所まで裏道をジグザグに歩いて  ときに方向を見失いながらも   東山をみながら歩けば迷わないと教えられていたので  ときどきそれを確認しながら・・・  ふらりと入った路地は行きどまり  しかたなく後戻り・・・と  気ままに歩いて大通りに出たとき  目の前の交番に入り  「わたし今どこ…

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がんばりすぎたかな?

 さすがに帰りの坂道がきつかった  4時間 テニスをした  途中で帰るつもりだったが  参加者が少なく抜けるに抜けられず・・・  月曜日のテニスと違い  予期しないところに球が飛んでくると  無駄な走りが多くなり  精神的にも体力的にも疲れる  それに体育館の床はクッションがないから  足よりも腰が痛くなる  やはり後半は2回までにしなくては・・・  帰り道 さくらのトンネルを歩く …

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テニス

 月曜日は一番ハードなテニスの日  テニスと言ってもクオーターテニスだから体育館で行う  バランスが悪いと言いながらも走ります    よく走るね!と言われる  白髪は目立つから、走るのも目立つ?  なぜか走るときはバランスは崩れていない  ボールの落下地点まで走れる  過去に軟式テニスの経験者が多い  だからボールはラケットの両面を使うが  硬式だった私は片面だけしか使わないから  左に…

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加齢なる人生?

   平均寿命まで生きればあとはおまけの人生という  「カメラが喜んでいる」と揶揄されながら       カメラを友に    我が庭のごとく気ままに京都・奈良をめぐり    カメラとの出会いに元気を貰った!     そう思っていたころがあった  しかし   思いがけないコロナ禍に遭遇   ながい巣ごもりを余儀なくされたが    緊急事態宣言・まん延防止等重点措置も徐々に解除    す…

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きょうも断捨離!!

   「勿体ないから」「想い出があるから」   そんな基準で断捨離を考えるのは「物中心」  それが自分にとって必要なものか?不必要なものか  「自分」を中心に考える「自分軸」      人は常に過去の経験からこころに不安を抱えているという   その不安故にストレスが蓄積されてより不安定になる   人がどう思うか? 世間は?   常にマイナス思考に自分が占領されて身動きできなくなる …

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雨の美術館

 晴れ女も雨にたたられた 「大阪中の島美術館」  WEB予約なので予定変更もできず  雨のなかを出かける  例年並みという気温も  このところの暖かさに馴れて  風交じりの雨は寒い寒いとぼやくことしきり  入館者も予想したより多く  密を避けることもできず作品の前にひしめき合うほど  同行の師の説明をきいていると「会話は控えてください」と言われる  会話を控える前に入館者をもっと控えて…

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また月曜日が来る!あ~~ぁ!

 「また 月曜日が来る」  法隆寺の境内をめぐりながら孫娘1が呟いた  「毎たび これを繰り返しているのよねぇ」と  母親である娘が笑っていた  月曜日病は誰でも抱えているというが  彼女ももう三十路になる  やはりお医者さんになりたいと  在学していた大学を卒業、  地方の国立大の医学部に編入して5年  9年もの大学生活を送ったことになる    ひとと上手く馴染めない性格の彼女は  …

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 四ババ様は健在なり!!

 第二土曜日はいつものように四ババ様の集い  いつもながら元気の塊のような四名様  あんた!一番若いのよ!しっかりして!!  はっぱをかけられる一番若い仲間  おっとりしているのでちょっとだけ動作が緩慢!  ほら!ほら・・・ほら!と  牌を積む手元がちょっと遅れると傍から手が出る  それから歯に衣着せぬ言葉が飛び交う!!  計算が出来ないからマイペースでとわたくし  それぞれが自分…

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 いかに生きるか

  がんは残された時間が予測できるから    そのあいだに したいことをして旅立てるから     死ぬならがんで死にたい      と話していた人があった    「どう死にたいか」は裏返せば「どう生きるか」だろう   与えられた人生をどう生きるか?   深く考えたこともなかった   どんな生き方をしても   満足!と潔く人生を締めくくれるならば、   人生を最高に全うしたことなるのだ…

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お元気です?

  おげんきですか?   はい!げんきですよ    でも もたもたのろのろだけどね   それはお互いさま! 元気が何よりです    オリンピックも終わりましたね    わたしはほとんど観ていないけど   あら そう!!    私は後半を見たわ   とりとめのないおしゃべりだけど   たがいの元気を確認するための定期的コール   88歳の友は元気である   最低1時間はあっという間に過ぎ…

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 あれから・・・

  ジェットコースターに乗っている?  夢うつつに揺れを感じていた!  「おかあさ~~ん!大丈夫??」   一年前に亡くなった夫の一年祭に帰っていた   娘の呼ぶ声にやっと目覚めた!   起き上がると   箪笥の引き出しや人形ケースの硝子がベッドの周りに散乱していた   あの揺れで目覚めなかったわたし!  だからけがをしなかったのかもしれない   あれから27年が過ぎて・・・ …

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四ババさまは元気!!

   暮れの集まりが流れた四ババさまの集い  二か月ぶりに顔を合わす みんな元気!  あっ! おめでとうを忘れてる!  そんなものもういいのよ!  たいしてめでたくもないのだから・・・と  マージャンのパイを積むのも久しぶりだから  よっこらしょ!と積み上げる  こっちからとるんだっけ?   もう~しょうがないなぁ~ みぎからよ!  最初から賑やかなおしゃべりに  ときどき手が停まる…

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のんびり きままに・・・

  死は偶然ではなく必然、   死が迫ることを恐れず、悲しまず、祈らず、縋らず・・・淡々と死んで行きたい!  そんな言葉を残して必然を迎えたお気に入りさんがあった   恐れず 縋らず   ひとは死の恐怖のなかでは無意識に何かに縋ろうとする?   余分な人生を生きているというと   余分な人生なんてそんなものはない!   真摯に生きて全うする   それがいきることなのだからとある人は言…

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 まぁ こんなものかな!

 長い階段をゆっくりのぼる(50段)  テニスの帰り道のいつものコース(往きのコースは別)   夏の暑い時は途中の木陰で一休みして水分補給したが  冬は休むことなく一気にのぼる  これもバランスの衰えの修正訓練を兼ねて  なるべく傘(日傘)を杖にしないでのぼる  手すりのない階段はバランスが難しい  以前はさっさとのぼれたものであるが・・・    特に一般開放の日のテニスは  …

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 拒食障害(神経性やせ症)

  もっと痩せたい       人と比較しやすい      変化することが怖くなる   コロナ禍にあって   若い女性の間で拒食障害が増えているらしい   ひととの接触がなくなり   籠ることで精神的不安に追い込まれる人が増えて   SNSによる「見た目」のスタイルが重要視されることにも一因があるらしい   「拒食症」といわれる神経性食欲不振症や「過食症」など、   身体的な病気が…