連載:森に暮らす

野菜のブランド化は必要か?

久しぶりに人里に降りて行った。

標高の700m付近。往復20km、標高差700m、コスモスが咲き始めて、稲穂が波打ち豊かな実りを感じさせる風景の中で、野菜を仕入れる。

7,8個入ったトマトが110円。料理好きな女房は、4袋も買い込む。東京では、トマトが高すぎて、イタリア製の缶詰で我慢している反動とのこと。甘ーいトウモロコシが110円。

都会では、農産物のブランド化で、トマトもナスも小さな段ボール箱(段ボールは高いのに)に入って高値で売られている。

不思議に思うのは、誰も文句を言わない。酷いのは中国製の冷凍野菜を使ったレストランもあるかも知れないの