“朝めし前”にする事

(外山滋比古「元気の源 五体の散歩」・・「朝飯前」祥伝社 より)

人間の脳は、朝が最も効率よく働くようだ。その訳は、(脳に入ってきて溜まっていた)前日の様々な情報が、眠っている間に(レム睡眠の時)整理整頓される。それが繰り返され(目覚めた時には)脳の掃除が済んでおり、スッキリした状態で起きられるハズだからである。

昔、イギリスにウォルター・スコットという小説家がいた。歴史小説で不朽の名作を残したが、"生活の達人"でもあったらしい。彼を慕って多くの人が集まり色々話も弾むのだが・・うまく結論が出ない時などスコットはこう言った。「な~に、心配することはない