連載:妄想爺やの春夏秋冬4

街なかにあるアート オブジェ

アート作品が展示されるのは、美術館や展示室だけではない

街なかや、自然のなかの地での展示もある

古都奈良の興福寺の五重の塔を背景に仰ぐ街なかに、巨大な松ぼっくりのようなオブジェが2つ離れて置かれてる

作品名は『開花』だ

外国のアーティストによるものだ

尖った先の反対方向の底面に拵えられた窪んだ表面が、花びらが連なる開いた花のように造られている

古都の景色、空間に現代アート

どう、鑑賞すればいいのだろうか

長さ2、3メール程の作品だ

表面は、いびつな形のピラミッドのような大小の四角錐が蜂の巣の穴ように連なり広がっている

三角形の集合体の