昨年の春に岐阜県の中津川から旧中山道を歩いた時には、クマも山賊も出そうな山の中でしたし、誰一人すれ違わない時間も長かった気がします。
道の両脇から勢い良く流れる水が、街道を削らない様にと石を埋め込んだ山道がうねうねと続きます。
所々に江戸時代からのものとの表示すらありましたが、これが有名な五街道とは凄いと呆れてもしまいました。
東海道も箱根越えや、静岡に入っても尾根沿いの道も有って、物好きは歩いた記憶です。
書物やWEBデータ上では無い、足の裏の実感こそが旅人冥利でしょうか。
それでも長い休みも取れないのですから、要所を少しだけになります。