最後に様々な工芸品を紹介します。
まず毎年楽しみにしています、三好かがりさんの彩切貝乾漆水指「燦雨]です。
今回も青く光る文様に、魅せられました。
また硝子細工では、鑑査委員で審査員の気賀澤雅人「硝子切子花瓶『宝蕾』」が素晴らしい輝きでした。
その超絶技巧は他の追随を許しません。
そして、有線七宝ですが、小西 勝代「有線七宝草花糸蜻蛉文飾皿『朝霧の中に』」が印象的でした。
掲載画像では陶磁器のように見えるでしょうが、これが七宝細工なのです。
ただもう息を呑むしかありません。
会期は27日までですので、必ず再訪したいと目論んでいます。
連載:第68回日本伝統工芸展