富士山で胞子の王者に

胞子の王者、突然の出現に声が上ずる

3連休の最終日、富士山の山肌散歩です。
今年、胞子の妖精達は機嫌が悪いのか、
それとも舞う舞台へ登れない程に気象条件が悪いのか、
山肌へは、本来の気配が全く見られません。

歩く距離は、噴き出る汗に比例しておりますが、
妖精を収める籠に、恩恵の重みは増して行きません。
いやいや歩く距離に比例すると、自分自身を鼓舞ながらも、
もう一方の天邪鬼も、その先には必ずと、
心優しく慰めて呉れております。

半場諦めにも似た状況の中で、それは突然でした。
何気なく振り向いた眼の先に、お饅頭型した茶色が…
お…「オオモミタケ」と近