構造主義

記号論という概念があるが、なかなか理解するのが難しいです。
ざっくり言うと、具現的存在を文字なども含め「記号」と捉え、その「記号」から人間の「個々」、もしくは、「集団」、もしくは「人間社会」が想起するものを、「意味」とする考え方です。記号と意味がコードデ綱かっているので、記号論は、コード論、意味論と言ったりします。
そう考えると、人間も出来事も宇宙における全てのことが「意味」によって完結し、歴史というものも全て「意味」なのです。意味は、人間の脳で認識に変換されたものなので、この世の全ては、人間の脳の中の虚像でしかないという考え方です。ここに、心と現実の乖