二〇二〇年初頭から始まった新型コロナウイルス感染症の世界的大流行は、私たちの生活全般に多大な影響を与えています。長期間にわたり自粛する機会が多くなり、その一つに移動があります。私たちは移動を自粛しても国内外への旅行などの想いは変わることなくあり、その想いを馳せる対象の一つに故郷があります。

こうした思いを一冊の本にしようとまとめ、自費出版を計画しています。
私の出身地は、歌川広重の有名な浮世絵「東海道五十三次」に描かれた静岡県内の宿場町の一つです。
平安時代から幕末頃まで、私の故郷及びその周辺を往来した人々が詠んだ和歌や、また、日記・紀行等に書き残した