連載:ときときに

 隣はなにを・・・


  秋深き 隣は何を するひとぞ    松尾芭蕉


   秋が深まってくると
  「隣の人は、何をして楽しもうとしているのだろう」と
  耳をそばだてる様子が浮かんで・・・
  
 実は ベランダ側のガラス戸を開けていると隣の御主人の笑い声がしきりにきこえる
 普段お会いする彼はいつも真面目そうでにこりともされない
 それが笑ってばかりなので・・・つい気になって( `ー´)ノ
 隣は何が面白いのだろう??と思いながら

 唐突に奥の細道の芭蕉の句を連想してしまった!!


 話はもどり・・・
 この句を詠んだ時、芭蕉は旅の途中体調を崩してしまっていた